读书小结十五·1Q84 Book 1 <4月-6月>

因为看的是日文版,进度很慢,又经常偷懒,几个月不读一字,历时两年才终于看完。第一章便是青豆行刺,让我有点惊讶,与村上以往的故事截然不同。

叙事采用青豆和天吾的双重视角,一开始毫无关联的两人,随着情节推进大半才终于有了交集,并可预见将汇于一点——神秘的组织さきがけ、不知何物的リトル·ピープル和两个月亮。故事在现实和超现实之间交织,以至于青豆不确信自己身处1984年,而是带着疑问的1Q84年。

第一本书更多的是铺垫,那些神秘的超现实的事物才刚刚展现冰山一角,而作者想要表达的主题仍然隐晦。

村上的叙述有一种不疾不徐的张力和节奏,即使是重复的日常生活细节描写,也不会让读者感到厌倦。而他笔下的人物,总是从骨子里渗出一种孤独感、与现世的疏离感、性的离经叛道、以及在生活细节上的精致感。青豆与天吾也不例外。

读村上的不同小说,总感觉是在读一本相同的小说。


书名之由来。

1Q84年——私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。
Qは question mark のQだ。疑問を背負ったもの。

看天吾回忆自己童年的情节,本以为那个与他经历相似的女孩只是路人甲,但当青豆的回忆也涌现,那个曾维护过自己的男孩是一生所爱时,既让我惊喜又感动。

「私が求めているのは、ある日どこかで偶然彼と出会うこと。たとえば道ですれ違うとか、同じバスに乗り合わせるとか」
「運命の邂逅」
「まあ、そんなところ」と青豆は言って、ワインを一口飲んだ。「そのとき、彼にはっきり打ち明けるの。私がこの人生で愛した相手はあなた一人しかいないって」

「一人でもいいから、心から誰かを愛することができれば、人生には救いがある。たとえその人と一緒になることができなくても」

关于真爱的见解。

チベットにある煩悩の車輪と同じ。車輪が回転すると、外側にある価値や感情は上がったり下がったりする。輝いたり、暗闇に沈んだりする。でも本当の愛は車軸に取りつけられたまま動かない。

青豆简单又不简单的生活。

むずかしい仕事をひとつ終えて、日が暮れて、軽くお酒を飲んで、知らない人とセックスをして発散したいの。神経を休めたいの。そうすることが必要なの。

看透人间真实的话。

世間の大多数の人々は真実を信じるのではなく、真実であってもらいたいと望んでいることを進んで信じるからです。

自分が排斥されている少数の側じゃなくて、排斥している多数の側に属していることで、みんな安心できるわけ。

人間というものは結局のところ、遺伝子にとってのただの乗り物であり、通り道に過ぎないのです。

教団や教義は、そんな個人的欲望を隠すための便宜的な衣装に過ぎません。